霞初月 2022
鑑賞初めは、本年もお世話になる大船フラワーセンターです。
真冬とはいえ陽があるうちは暖かくて、今シーズンは服装に迷いまくりな気がしています。
さて、まだ梅には早いかとは思いつつ出かけたフラワーセンターですが、それでも少し咲いていたのが八重寒紅という品種。
八重咲はふっくらと綻ぶ雰囲気が好きなのですが、一輪、二輪とぽつぽつ咲いている様はほんのり寂しげにも映る気がします。
それでも、蕾がたくさんあるので満開になったら見事だろうな、という期待も膨らむのでわくわく感の方が強まったりもするのですが。
この時期だとやはり水仙の存在感は外せません。
匂いは残念ながらマスク越しではなかなか感じ取れませんが、すっきりとした佇まいは冬の空気に映える美しさだと思います。
あと、この日は珍しいシモバシラを見ることができました。
道産子としては霜柱を植物園で紹介とは……と?マークが飛びまくったのですが、なんとそういう植物があるのですね。
しかも、寒い冬の日には、冬枯れした茎の中の水が凍って、茎から霜柱(霜華)が出来るそうです。
霜柱など踏みつけて遊んだ記憶しかないのですが、流石にこれは綺麗だなと素直に鑑賞しました。
次は花が咲いているところを見たいものです。
次に足を運んだのは蝋梅です。
冬の寒々しさを、黄色の花が和らげてくれるような雰囲気が好きなのです。
最後に、グリーンハウスを訪れたのですが、ここで出会った花がとても可愛らしかったのです。
その名もコエビソウ!
メキシコ原産ということで、和名のコエビソウは見たままな感じです。
うっかりと美味しそうなんて思いましたが、近くでみるとやはり可愛らしい、と思えました。
なお、花は白い部分だそうです。
来月の梅を楽しみに、今年ものんびりと植物鑑賞に行ければと思います。